長野・門前暮らしのすすめ

門前暮らし日記

お茶室

image-thumb-6200x450-10193.jpg
ぱてぃお大門のクラクサの裏には四畳半位の小間(茶室)があります。7人も座ればぎゅうぎゅうの本当に小さな部屋なのですが、多分かなり古い建物で、とても赴きがあります。今日はその小間で、雑貨クラクサの特別企画のお茶会がありました。お茶会と言っても、かしこまったものではなくて、初心者でも気軽に参加できるようなものです。ゴールデンウィークの中日で激こみのぱてぃお大門でしたが、ひとたびこの小間にあがると、窓を空けているのに外の喧騒は気にならず別世界と思うくらいに、しっとりとした空間がそこにあるのです。場所がもつ力なんですかね、本当に不思議だとおもいました。しかし、お茶会って良いですね。茶道なんて習った事もないですが。季節や場所にあった室礼(しつらい)のセレクトもそうだし、入室からお茶や菓子を出す・いただく作法にも、細部にわたって相手に対する感謝や気遣いが表現されていて、美しいと感じました。そう言えばクラクサでは、5月から月に一度、お茶会で緊張しない程度に、お茶をいただく作法を教えてもらえる「ゆる茶会」というお講座がスタートする様ですよ。茶道初心者の方、まずはいただく作法からスタートしては如何でしょう。(はるな)