長野・門前暮らしのすすめ

門前暮らし日記

真っ直ぐ、太く、朗らかな男児1歳9ケ月

直太朗という名前は、真っ直ぐ、太く、朗らかに生きてほしいという願いからつけました。僕に足りないものばかりを名前に込めました。直太朗、本日で1歳9ケ月。今のところ、親の願う通りの男の子に育っています。人見知りはほとんどなく、誰にでもニコニコ愛想を振りまき、毎週のように祖母に連れられ老人ホームなどに慰問へ出掛けています。ぐずることも少なく、あまり泣きません。お姉ちゃんにいじめられてもほんの一瞬泣いたあとすぐに笑顔に戻っています。しかし、太く、朗らかすぎて、たまにちょっとアホなんじゃないかと心配になります。上の子と比べてはいけない、とよく言われますが、わが家の場合、多笑の賢さと直太朗の大らかさを比較して、どちらも愛くるしいと感じているので、正々堂々、多笑と比較しちゃいます。1:ご飯は飲み物とにかくよく食べます。よく食べるくせに、噛むということを知りません。ご飯も、麺類も飲み物のように流し込みます。そのためか、誤飲歴が結構あり、オムツの中からプラスチック製のピックやおはじきなど、異物を発掘したことが何度かあります。naotaro1_anzai.jpg2:モノを隠す理由はまったくわかりませんが、手に収まるあらゆるモノを人目のつかないところに隠します。ファイルの中、ラックと床の間、戸棚と壁の隙間、どくだみ畑の奥などなど。そういったところならまだいいのですが、一番やっかいなのはプラごみ袋です。週1回は捨ててしまうわけですから、いくらチェックしていてもうっかり捨ててしまったモノは数知れず、です。ミニカーなどのおもちゃならまだしも、DVDのリモコン、ペッパーミルの受け皿など、生活必需品が行方知れずです。最近は、僕の結婚指輪が姿を消しました。naotaro2_anzai.jpg3:手をつながないとにかく我が道を行きます。僕はほとんど直太朗と手を繋いで歩いたことがありません。家族4人で散歩していても、あっという間に脇道へそれてしまいます。仕方なしに、がっしり身動きとれないようにして抱えて歩くのですが、それとて、抱っことは全く違います。拘束です。激しく抵抗されます。naotaro5_anzai.jpg4:しゃべらない多笑は言語能力の発達が早かったので、どうしても比較してしまうのですが、直太朗は未だにお母ちゃんもお父ちゃんも、お姉ちゃんも「おかーちゃん」です。毎日毎日、僕が帰ると「おかーちゃん」と嬉しそうに寄って来るので「おとーちゃんです」と返しているのですが、直りません。しかし、義母は1日中かけて「ばーちゃん」と呼ばせるのに成功したそうです。悔しい。多笑が同じ頃、「暗いね、でんき、つける」とか3つのセンテンスを繋げて保育士さんを驚かせていたのですが、いまのところ直太朗が話すのはぶーぶ(車)だっこ(だっこと手をつなぐことがごっちゃ)ねんね(寝ることとおっぱいが一緒、多笑は同じ頃卒乳済み)おかーちゃん(関わる人すべて)はーく(ハート)truck(トラック、とても発音がいい)ごくごく(飲み物がほしい)くらいのものです。naotaro3_anzai.jpg5:泣かない我慢強いのか、鈍感なのか、転んでも、おねえちゃんに叩かれても、電気を消されて暗くなっても、海で波にのまれても、とにかく泣きません。むしろ、嬉しそうな表情を見せます。放っとかれても、それはそれで一人楽しそうにミニカーを走らせています。(基本、車を手放すことはありません)これこそ僕が望んでいた男児像です。(下の写真は、風呂上がりにすかさずおねえちゃんの長靴を履く、の画)naotaro4_anzai.jpg多笑のような賢さはまったく感じないけれど、きっと皆に愛される存在になってくれるのではないかと、バカ親は思うのです。(夫記)