妻のどこが一番好きかと問われれば、「遊び心」でしょうか。こんな母親に育てられる我が子どもたちは幸せだと思います。通販で比較的大きな箱が送られてきまして、そこに子どもたちが入りたがるので、妻はお店をつくってあげました。感心するのは、わざわざ電線を繋いで電球を吊るすところです。おもちゃの野菜を並べ、「たえのやおやさん」の完成です。しかし、お客さま役の直太朗はミニカーを次から次へと売り場に並べ、多笑のやおやさんごっこに付き合ってくれません。とうとう多笑は商売を諦め、出て行ってしまいました。すると妻は看板を替え、あっという間に「なおたろうのくるまやさん」に商売替え。きっと妻自身が楽しんでいるんでしょうね。こういう細工に労を惜しまない妻のおかげで、わが家の子どもたちはいつも楽しそうに遊んでいます。(夫記)