長野・門前暮らしのすすめ

門前暮らし日記

お寺とタバコ

僕は大学時代を京都で過ごしました。とりわけお気に入りだったのは、大徳寺、南禅寺、東福寺でした。いずれも心洗われるというか、清められるというか、気持ちを落ち着かせてくれる場所がそこかしこにあるのです。しかし、残念なことは、そのうちいずこも禁煙であることです。気持ち落ち着く場所を見つけたら、そこで愛煙家はニコチン入りの深呼吸をして煙を天空に吐き出したいものです。まぁ、文化財の貴重さを考えれば、禁煙は当たり前のことです。それは理解しております。さて、われらが善光寺。当然、境内は禁煙なのですが、六地蔵の少し南側に喫煙所があり、忠霊殿から西、茶屋の前にも喫煙所があります。本堂の北側にも灰皿が設置されています。僕は家から近いこともあって、西の茶屋前の喫煙所でプカプカすることがしばしばあります。タバコの旨味が違うのです。smoking_anzai.jpg今日も夕方、ニコチン入りの深呼吸をして参りました。この写真はセルフポートレイト。右上に見えるのが本堂の屋根です。妻は「タバコの旨味を語るなんて世の中の流れに反している」と言います。うーむ、タバコをやめて、その分を義援金にまわすか。禁煙宣言から7ヶ月。今のところ当たり前のようにタバコを吸い続けています。ただ、忘れてはいけないのは、原発の風評被害に苦しむ福島県は、葉タバコの産地だということです。(言い訳)(夫記)