長野・門前暮らしのすすめ

門前暮らし日記

椅子を直す。(加筆あり)

ダイニングで使っている椅子の足がぐらついていたので、
Kibi Craftの三浦さんに修理をお願いしました。

4月中は市内引き取り料が無料とのことで、とても安く、
そしてあっという間に直って戻ってきました。

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このスティックバックチェアはイギリスのアンティークだそうで、
わが家に来る以前に少なくとも100年の時を長らえてきたことになります。

この前に使っていた椅子は、結婚前から夫が使っていたもので、
4脚あったものが、最近になって次々と壊れてしまいました。
座面が外れ、足がバラバラになり、手の施しようがありませんでした。
その寿命は7年ほどでしょうか。

ものを長く使い続けるには、
三浦さんのように、修理を生業としている方の存在も欠かせませんが、
修理が効く質のもの、また直してでも使いたいと思えるほど愛着の持てるものを
手に入れることが大前提です。

多少値が張って当然といえます。

ちなみにこの椅子は、2脚で2万円。
岡山県の家具屋さんからやってきたので、送料が6000円ほどかかりました。

これを安いと思うか、高いと思うか。
その価値観は人それぞれでしょうね。

(以下加筆)

後日、三浦さんに「この椅子はイギリスのアンティークだ、とのことだったんですが、
古いものでしょうか?」とおたずねすると、
「そんなに古いものではないんですが…、頑丈にはできてます」とのこと。

アンティークという謳い文句は、雰囲気を伝えるだけのものだったみたい。

ちなみに「アンティーク」とは、「製作後100 年を経た物」と定義されています。
でもそれはあくまでも輸入に関わる法律上でのことなので、
なんか古くて感じのいいものに、体のいいキャッチコピーとしてくっつけられることが
多々あります。うちの椅子のように。

まあ、気に入って買ったものなので、いいんですけど。

(妻記)