昨晩のことです。ずっと気になっていた「1166バックパッカーズ」に潜入してみようと思い、とみやさんで「大信州 番外品」の一升瓶を手みやげに買い、ぶら下げて歩いて行きました。「1166」に着いたところ、オーナーの飯室織絵さんがいません。聞くところによると、「KANEMATSU」で門前研究会に出ているとのこと。踵を返し、一升瓶をぶら下げ、東町の「KANEMATSU」に向かいました。その面白げな団体とこの酒を酌み交わすのもよいだろう、と。「KANEMATSU」では、総勢30名あまりが集まり、真剣な議論が交わされていました。まだ不確定なことが多いのでここでは記しませんが、あるムーブメントの産声を聞きました。皆さんの真剣な表情を見て、思わず一升瓶をそっと隠しました。さて会合が終わり、ようやく織絵さんと合流して1166へ。昨夜のゲストは、郡上八幡、山梨、東京、アメリカ、カナダなど10名だったそうです。「亀の湯」で温まって帰ってきた郡上八幡のおばさま方からは、戊辰戦争の際、郡上八幡からわが故郷である福島の会津若松藩に応援隊が送り込まれたことを教えていただきました。郡上八幡は官軍側にも幕府側にも両方、兵を出したそうです。大阪夏の陣、冬の陣の真田家のような戦略を取ったということですね。福島出身なのに知らなかったことをお詫びいたしました。まず一つのご縁が繋がりました。さて、下の写真は山梨県の八ヶ岳南麓で改装した古民家に福島から避難してきた人たちを受け入れている山路さん。同胞がお世話になっております。また一つのご縁。気づいたら一升瓶も8割方なくなっていました。本来の目的は、ゲストになぜ信州、なぜ長野市、なぜ善光寺に来たのか、そして、なぜ1166なのかを聞き、門前と信州の魅力再発見と1166の魅力を探ることだったのですが、ヘロヘロな僕にそんな質問力は残されておらず。今度はもう少しアルコール度数の低いビールを持って遊びに行こうと思います。(タバコを吸いに外に出たら突然世の中が回りだして、側溝にはまって転倒、気づいたら手から流血していました)織絵さん、お邪魔しました。また遊びに行かせてください。僕の趣味の一つに片言の英語とスペイン語で外国人と話す、というものがあります。今度はインターナショナルなレポートができたらと思います。(夫記)