先日アップした猫の写真に対して各方面からお褒めの言葉をいただきます。
しかし、あれは僕の中では傑作中の傑作。
あれだけいい写真はなかなか撮れるものではありません。
猫は警戒心が強いので、なかなか近づくことはできないのです。
街角の猫撮影の楽しみというのは、
子どもの頃の昆虫採集に似ています。
息を潜めてじりじり近づき、こっちをじっと見てもらうのを待ち、「撮る」のです。
「採る」のではなく。
というわけで、ここ数日の駄作を発表します。
「振り返れ!」と念じたものの、振り返りませんでした。
カメラを向けた途端に走り去りました。
ピントが甘い、暗い。と、思った瞬間にはもう走り去っていました。
こんなことをしながら、日々匍匐(ほふく)前進を繰り返しているのです。
動物写真家の岩合光昭さんはマタタビと猫のフンを首からぶら下げて
猫撮影にいそしんでいるそうです。
猫のフンかぁ…。
(夫記)