「門前で演劇」企画に無くてはならない人、青年団演出部の西村和宏さん。三年前にスタッフたまみと知りあい、以来、長野で芝居を創っています。「海よりも長い夜」、「柔らかいモザイクの街」に続き、現在は権堂に縁の深い「国定忠治」の稽古中です。創った芝居が面白いのはわかるけど、せっかく長野にきているんだから、もう少し地域と関わって欲しい。そんな思いから、「西村和宏とながのを考える」ことになりました。国定忠治の役者や、ボンクラ、まぜこぜなど門前の面々、先生、高校生、大学生、文化人など、30人弱が集まりました。話が深まるところまで行かなかったけれど、これをきっかけに、少しずつ西村さん自身の直接のネットワークが出来ていったり、長野における演劇や芸術の在り方を実現していけたらいいと思います。窓の外では、まぜこぜ企画の蔵庭あそびの第三回目が開かれていて、子どもたちが、本を読んでもらったり、石?にペイントをしたり。古本や野菜の一箱市も立って、いつになくにぎやかに感じるぱてぃお大門の景色。それぞれのやり方で、でも一人じゃない感じがいいかんじ。(たまみ)