長野・門前暮らしのすすめ

門前暮らし日記

修繕する 〜after〜

わが家は昭和初期(もしくは大正末期)築の古い家で、建具も同様に古いものです。さすがに襖紙は張り替えられていますが、入居当初からあちこち破れていて、私はそれらを、こんな風に控えめに修繕していました。naosu11_anzai.jpgしかし、直太朗には風情もへったくれも通用しません。破れ目に指を入れては、ビリビリ引っぱってしまいます。というわけで、障子紙で破れ目全体を覆うことにしました。naosu2_anzai.jpgコラージュみたいで、これはこれでいい感じ。naosu4_anzai.jpgそしてイサムノグチも直しました(繰り返しますが3度目)。naosu9_anzai.jpg何度も修繕を繰り替えして、形がいびつになっています。明かりを灯すと、直したところがモザイクになって浮かび上がります。naosu10_anzai.jpgこれはこれでいい感じ。(妻記)おまけ台所の襖に空いてた丸い穴を、丸い紙でふさいで皿に見立てた。これは上出来とほくそ笑むも、あとで間違いに気付く。naosu5_anzai.jpgナイフとフォークが逆でした…。naosu7_anzai.jpg