長野・門前暮らしのすすめ

門前暮らし日記

7/28宿泊「ふちがみとふなと」さんの感想文

長野門前 体験ハウス日記  渕上純子(ふちがみとふなと)

2012年7月28日 土曜日
ネオンホールでのライブに京都からやってきました。
長野は2006年の初ライブから数えて4度目、少しあいて4年ぶりです。
そんな私たちが今回いちばんうれしかったことは、「おひさしぶり」と言える人が増えていたこと。
お客さんはもちろん、共演して下さった方々も、4年ぶりの我々を覚えていて下さるだろうかという思いもあったので、ひとしおでした。
そんな中、本当に家にいるみたいに寝泊まりさせていただいて、開けっ放しの窓からの風に吹かれながら久々に夏の夜なのに熟睡しました。
蚊取り線香を用意してくださったので張り切ってつけたけど、蚊もいませんでした。

そして家にいるみたいに起きてごろごろしている時、ピンポーンと、また家みたいな音が。
玄関には夏休みに遊びに行こうと誘ってくれた友達みたいな感じで、きのう共演したThe Endこと桜井くんがおやきを持って。
ライブももちろんうれしかったですが、この滞在で一番うれしかった瞬間かもしれません。
そのあと、門前の通りのちょっと豪華そうな喫茶店で、三人で少し緊張しながら珈琲を飲みました。
お会計は高くありませんでした。

京都にもどって長野のことをいろいろ思い出していたら、ネオンホールのてつろう君から次はもう少しあけずによびますねとメールがきました。私たちも、またもっと早く出して下さいとお便りしようと思いました。

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※ふちがみとふなとさんが書いてくれた宿帳

【ふちがみとふなと プロフィール】

 渕上純子(ボーカル、小物)、船戸博史(ウッドベース、コーラス)の二人組。京都在住。暮らしや旅、心の風景などをうたって約22年。最小限の編成が生み出す間とスピードを友に、酒の肴や団欒の種になる音楽を目指す。隣の店、隣のまち、とゆっくり活動を広げ、国境もとびこえ今日もどこかの街角で演奏。2011秋、7枚目のCD「6がつのうた」をリリース。

※ふちがみとふなとさんのHPは→こちら