1月23日(土)に行われた「門前でお買い物」ワークショップの様子をお伝えしま〜す!この日、集まったのは10名。まずは門前市場のキホン?仲見世通りへ。前回と同じく、中島物産店にお邪魔しました。この日は、店内の一角で展開している「りんご物産」のグッズづくりを手がけているナナットのアオキタカエさんが参加してくれたので、商品や制作についての話をしてくれました。一番売れるのはりんご柄?のてぬぐいだとか。ちなみに中島物産店の売れ筋は、いそごろうさんの七味だそうです。おすすめは飴のようで飴でない「味噌手鞠」というお菓子。お店ならではの特徴を出そうということで業者さんとつくったオリジナル商品とのこと。私たちの知らないところで店主のみなさんは考えているんですね〜。仲見世通りをくだって、仁王門の方へ。仁王門をくぐって大本願、宿坊が並ぶ通りをぬけて大門町へ。「この手編み帽子の店、気になるよね!」あいにく今日はお休みの図。大門町の、毛糸の老舗、糸長さんの前で。大門町は「善光寺の前庭」というコンセプトでずいぶん前からまちの景観を含めたまちづくりを行ってきた場所です。大門町の区長さん曰く「おしゃれして出かけたくなるまち」。確かに全体的に、店構え、取り扱っている品物に落ち着いた風格みたいなものが感じられます。この日の目的は「門前町で、1000円のお買い物をすること」。1000円で買い物ができるわけがない「松葉屋家具店」に寄り道し早くも目的からずれた行動をとる参加者一同!!(ちなみに誘導しているのはこの私)
まあ・・・まち歩きの醍醐味である、突発的きまぐれ行動ってことで・・・。お邪魔するとご主人が店内で何やら作業中。白い四角いものがたくさん転がっている。なんと店内の図書館をつくろう!大作戦の真っ最中だったらしい。ご主人が集めた膨大な数の本や資料(しかも結構おもしろい)を店内の一角に棚をこしらえて並べ、自由に見てもらったりさらに貸し出しもするという。そういう楽しい試み。2月には完成するとのことでした。大門町をひととおり歩いて再び仁王門へ向かう御一行。なんか笑ってますね。善光寺へ続く表参道、仲見世など「観光」ムードなタテの通りに対してヨコの通りは「生活」ムードな通り。仁王門より西は桜枝町、新諏訪、西長野。この日は歩けなかったけれど、東は伊勢町、新町、岩石町。魚屋、肉屋、八百屋、化粧品屋、電気屋、手芸屋・・・生活に必要なものがひととおりそろえられます。このあたりは長野市で残り少ない(ほかにはもうないと思う)歩いて暮らせる、貴重な商店街なのです。すんごく地味だけどね。もとや菓子店。今はNPOの「さくら会」が運営しています。店内を物色する参加者たち。この後、それぞれにわかれてお買い物タイムとなりました。
さあさあ、みなさんが成果物をかかえて帰ってきました。今回はどんな掘り出し物があったでしょうか。次回へ続く。(あやこ記す)