長野・門前暮らしのすすめ

門前暮らし日記

12.04. ラジオ出演のち備忘録

今日の午後、SBCラジオの生番組でおしゃべりしてきました。話題はもちろん!今回のプロジェクトについてでした。ほんと小市民のくせして「門前町」を連呼している感じが自分的には内心どーなんかな〜って心配な部分がありつつおしゃべりしたのですが、放送後、ラジオでしゃべったことによって頭のなかがすこし整理されたりして実りのある時間だと思いました。・・・・すこしメモしておきたいと思います。門前町の活性化ということで今回のプロジェクトは進行していますが私は基本的には、この善光寺の門前町は今のままでも十分魅力のあるまちだと思っています。それはほかのどのまちにも言えることでまちにはそれぞれのなにかしらの魅力があるということです。7年暮らしてみて今思うことは善光寺門前町の魅力は上手に発信されていない気がすること。だから今回のプロジェクトでそれをやる。・・・・活性化って言ってもいろいろあると思うんだけど簡単に言うと「にぎわいをつくる」(行政風)ってことがあると思います。人が集まるには、人を寄せる何かが必要。何か人が集まるような施設をつくる、ことも考えられるけどそれはずっと続くことのように思えない。よっぽどのものでないと数年で話題性はうすれてしまう問題は立派な施設があるかどうかではなくそこに”熱”みたいなものが存在し続けられるか、だと思う。だから建物はあんまり関係ない。そこで何が行われているかも、実はあんまり関係ない気もする。ただそこに”熱”があると感じられるかどうか。熱の源は、人の想いとか情熱とか誠意とか行為とかそういうものだろうか。そして今の門前町を見るにつけ、熱のほかに「枯れ具合」ってのもある種の人を惹き付けると思った。枯れきったところで新しい芽が出て来る。個人的にはまちが枯れれば枯れるほど「キャンバス」のようと思う。ここでどんな暮らしをつくっていこうか、と想像力をかきたてられる。何かをつくろうとしている人が好むの雰囲気なのではないかと思う。以上ひとりごと。思いつきで書いてしまったけれどそもそもまちの魅力とはひとことでは言えないもの。時間と労力を費やしてこそ、いとしいものに出会える気がする。(あやこ記す)