2017年1月29日、竹風堂大門ホールで行った「長野郷土史研究会」の総会記念行事で、「長野の絵解きを広める会」が発足しました。
詳しくは、こちらの「小林玲子の善光寺表参道日記」
長野には、絵解きという文化があります。長野県北部には全国的にも見ても、絵解きの文化がよく残っている稀な地域です。全国に広く知られる善光寺の存在や、信仰が暮らしの中に根ざしてきたことが理由かもしれません。
絵解きは、絵を指し示しながら、お寺のいわれや、伝説などをお話しします。日本のアニメーションのルーツも絵解きにあると言われますが、しだいに忘れ去られてきています。
長野郷土史研究会の呼びかけで発足した「長野の絵解きを広める会」には、長野市、飯綱町、須坂市の計12寺院と4民間団体が参加しました。
このうち、善光寺とその界隈の寺院や、団体は以下のとおりです。(順不同)
往生寺(往生地)
かるかや山西光寺(北石堂町)
善光寺大勧進
善光寺淵之坊
善光寺吉祥院
長野郷土史研究会(善光寺事務局講堂などで絵解き) 私も絵解きを始めています。
このうち、往生寺やかるかや山西光寺は、参拝者が常時(お寺の都合がつけば)いつでも予約なしで、絵解きをお聴きすることができます。
その他でも行事の際、あるいは予約することで絵解きを聴くことができます。
4月22日(土)~28日(金)にかけては、各寺院で絵解き・絵伝の一斉公開も計画しています。
(小林竜太郎)