長野・門前暮らしのすすめ

門前暮らし日記

067 後町小学校、閉校まであと半年

 「長野市立後町小学校」は、来年3月で閉校します。
 突然、私事ではありますが、10月30日に、子ども(第一子)が誕生しました。本来ならば、わが子は将来、この後町小学校に通うことになったはずです。残念ながら、後町小学校は閉校します。でも、この地域で子どもが育ちやすい環境は、ずっとこれからも続いてほしいものです。
 明治9年に現在の城山小学校の場所にあった長野学校から分かれた「朝陽(ちょうよう)学校」が、後町小学校の前身です。ちなみに、朝陽というのはこの地域の地名とは関係なく、新しくつけられた名称です。(近くには「朝陽館荻原書店」がありますが、朝陽学校に近いことから名づけられたのでしょう。)
 伝統ある学校ですが、児童数の減少によって、閉校することになりました。
 閉校式典があった10月27日、同時に学校開放が行われましたので、地域住民として行ってきました。
 
 昭和28年建築の校舎は天井が高く、廊下も広く、とてもしっかりしたつくりです。表示してある廊下の文字も今となってはレトロで、大切にされてきたと感じる建物です。ぜひ、これからも保存していきたいものです。(まだ使用中の学校のため、校舎内の写真は遠慮してほしいとのことでした)
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 校舎から見た門前の風景。近所にある本願寺長野別院、さらに遠くの善光寺大本願の屋根を望むことができます。