長野・門前暮らしのすすめ

門前暮らし日記

029 海に浮かぶ島のような町?

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 この写真は、明治41年(1908)に善光寺北側の山から、
現在の城山公園一帯を見渡した風景です。その年、城山では
「一府十県連合共進会」という産業博覧会のような催しが
行われました。大きな建物は、その時の展示館です。
 その周辺にも注目してみると、手前の箱清水地域もその奥の
三輪地域も、建物はまばらで、広大な田畑が広がっています。
 広大な善光寺平の田園地帯を「海」に例えると、多くの
建物が密集した善光寺町は、その海に浮かぶ「島」のような
存在だったのではないかと私は想像しています。 (小林)