善光寺39宿坊のひとつ、薬王院さんでいただいた精進料理のお昼ごはん
This is a lunch served at ‘Yakuo-in’ , one of 39’Shukubou’ which lodge worshippers,
around Zenkoji temple in Nagao prefecture, Japan.
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善光寺さんのお膝元、長野県長野市に暮らすようになってちょうど1年たちます。
長野市は「ちょと暮らしてみたいまち」のひとつでした。「ちょっと」というのは
「試しに」という意味。2013年12月からまずは2ヵ月暮らしてみたところ、
まだまだもっとこのまちを知りたいなと思い、長野市滞在が3ヶ月伸び、さらに3カ月伸び。
そうして1年。今では、これから先も、自分の拠点のひとつとして、
長野と長く付き合っていけたらいいなぁと思っています。
このタイミングで「門前暮らしのすすめ」のブログを書いてみないか、と
声をかけてもらったことを嬉しく思っています。さて、どんな人がこのブログを
読むのだろう?門前暮らし、に憧れ移り住みたいと検討している人が読者だとしたら、
わたしが長野に来たキッカケや、滞在を伸ばした理由などを説明してあげたら
参考になるのかも?意気込んで書き出してみたら、ずいぶん長く、ものすごく理屈っぽい
文章になってしまった(まだ書き終えてない!)ので、今回はお蔵入りさせることに
しました。こまかい話はおいおい、小出しにしていくとして…まずは、自己紹介に
代えて、さっそく絵をご覧下さい。
第一回目の絵は精進料理。先日(11月11日)薬王院さんでいただいた精進料理の
お昼ご飯です。漆の赤いお椀に盛られた数々の料理、どれもとても美味しかったです。
特にご住職みずから揚げてくださった、こだわりの人参かき揚げ!
熱した油の中で一度ざっと人参を広げてバラバラに火を通した後で、寄せて
固めるのだとか。だから、それぞれがパリッとした人参がふんわり空気を抱きながら
ひとつのかき揚げになっているんです。食感がとてもおもしろい。お寺の精進料理は
季節や人数や会食の目的などによって内容もがらりと変わるそうなので、
いつでも同じものが食べられるわけではありません。ですが、
この人参かきあげについては、ぜひまた機会があったらいただきたいもの。
美しいかき揚げ。ご馳走さまでした。もうお分かりかとおもいますが、わたし真子は、
美味しいものが大好きなのです。門前暮らしを語っていたら、どうしたって
門前のおいしいご飯についての話が多くなってしまう気がしています。
今後もどうぞ、真子のスケッチ・ジャーナルにお付き合い下さいね。
よろしくお願いします。
真子