長野・門前暮らしのすすめ

門前暮らし日記

004 2つあった銭湯「亀の湯」

 寒い毎日が続いています。
 今回は温かい話題を書きましょう。
 善光寺門前の銭湯といえば、今では
市立図書館近くの「亀の湯」(諏訪町)と
もんぜんぷら座近くの「アルプス温泉」(新田町)だけに
なってしまいました。
 しかし、昭和24年(1949)4月に長野商工振興会が発行した
『長野市とその周辺』という本には、たくさんの銭湯が載っています。

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 以下、『長野市とその周辺』の長野市商工名鑑「理髪店 浴場 クリーニング業」に
掲載の中から、善光寺に比較的近い所をあげてみます。
 アルプスの湯(新田町)・・・今のアルプス温泉です。
 伊香保の湯(箱清水)
 稲荷の湯(狐池町)
 大口の湯(南県町)・・・大国の湯の誤りか?
 亀の湯(諏訪町)・・・今も営業。
 亀の湯(桜枝町)・・・諏訪町のと同じ名前ですね。
 黄金の湯(南千歳町)
 塩の湯(新諏訪町)
 田毎の湯(田町)
 龍の湯(立町)
 玉の湯(権堂町)
 鶴の湯(東之門町)
 富の湯(西長野町)
 富貴の湯(三輪田町)
 保命湯(東町)
 みすずの湯(淀ヶ橋町)
 柳の湯(西町)
 ラヂウムの湯(石堂町)
 行ったことはなくても、懐かしさを感じるネーミングです。 (小林)