第4回 北信流講座
8月6日(金)18:00〜19:30
参加人数:8名
西之門町区長 北澤良洋さんを講師に、
古くから北信近郊に伝わる盃事「北信流(宝生流)」を学ぶ講座。
「鶴亀」をテキストに、第一金曜に行っている。
第4回目となった北信流講座。
まず全員で「鶴亀」を謡いました。
「随分覚えてきているね、ではシテとワキに分かれて謡いましょう」
と区長。シテとワキというのは役柄のようなものです。
一人で謡うことにみなさん躊躇されているよう。
区長に「間違っているかどうかは気にせず、まずは声をだすこと」
と背中を押され、最後まで謡いきっていました。
シテとワキの役を替えながら3回通して謡い、終了。
途中、参加者同士が節回しを教え合う場面も見られました。
終わると、みなさんほっとした様子。
同時に、一人で謡えたことが自信にもなったようです。
毎回、講座の終わりにはご近所のお菓子をお出ししています。
今回は、横沢町の溝口餅店「水まんじゅう」です。見た目も涼しげ。
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◎個人的感想
北信流講座も早いもので4回目。今回はとうとう一人ずつ謡ったわけですが
月に一度の講座なのに、みなさん凄く上達されてる!と感じました。
「みんなの前で、一人で何かをする」というのは、
いくつになっても躊躇することだと思うんですが、
今回の講座に参加していて「学んだことをどきどきしながら発表するというのは、
忘れてた感覚だな〜。大事なことだ」と思いました。
また、謡いの節回しを参加者同士が教え合う場面もあったりと、
ずいぶん講座らしくなってきました。
次回からは見ているだけでなくて、ちゃんと覚えて参加したいと思います。
(はやか記す)