—-「原種店」の軒先、西の門市看板
大変遅くなりましたが、5月15日に開催された西の門市に様子をお伝えします!
昨年の春から金井さん宅のガレージで始まった土曜市に感化されて企画した“西の門市“。長野市内に加えて大岡、小布施、上田、須坂、千曲からも出店。農家や商店の方だけでなく、信大生やママさんの出店もありました。
地元西之門町からも「箱山ふとん店」や「小松屋荒物雑貨店」、「原種苗店」が市に合わせて店先にお値打ち商品を並べてくださいました。
出店者のみなさんです!
昨年閉店してしまった「古着屋plum」の、カラフルな柄のシャツやスカートが並びはじめると、「plumが帰ってきた〜!」とわくわくしました。全身を映せる姿見が置いてあるところにも店主しづさんの細やかさを感じます。
「ma-saki*」、「muni」の乙女心をくすぐる可愛い手作りアクセサリーや小物類。玄人が唸りそうな「団地堂」の善光寺如来伝記。「麦ダンス」はミキサーのガラス部分のような大きなガラス瓶に豆を入れて量り売りをしていて、目を引きました。ディスプレイもお店によって様々で面白い。
小さいお子さんを連れた御家族、善光寺に参拝する途中の観光客、地元の方など、色々な方が足を止めて品物を見たりお店の方と話したり…とても和やかな様子。
—-手作りの帽子を販売する「Honey RIPPLE」、可愛い販売カーに帽子や小
物がところ狭しと並びます。
西之門町から目と鼻の先にある蕎麦処、“大丸“さんも割烹着姿のままあらわれてお買い物をしていました。面白そうだったのでそのお買い物に同行。まずは自家農園の野菜を販売している「望月農園」さんで今朝とりたての飯山産・雪の下人参を購入。私も試食させて貰いましたがみずみずしくてデザートのようでした。次は「北野屋」さんで天ぷらにするたらの芽を購入。お店の方との会話も弾み、運んでくる途中でヒビが入ってしまった平飼い鶏の卵(4個入り)を半値以下で売ってもらえることに。お客さんとお店の方との何気ない会話がはずむのも市の楽しみではないでしょうか。「地元でこういう市が月一回行われていたら、のぞきにくるのが楽しみだね」と大丸さんは言って、蕎麦を打ちに帰って行きました。
—-鍋善金物店前には5グループが出店。
出店スペースとして地元の方から提供していただいた場所は、そのほとんどが昔商店をされていた際の店舗スペース。そのせいか出店者の品物が並ぶとまるで前からあった店のように感じました。
西門鍼処の駐車場は子ども達の遊ぶスペースとして提供させてもらいました。
三河屋さん宅では、区長の北澤さん、城山公民館館長などが市の様子を眺めながら話をされていたので、市の感想をお聞きしてみると「’継続と定着’を大事にして、今後もこの活気が続いていけばいいよね」とのこと。昔ゲタ屋を営んでいた中村さんが「こんな賑わいみたことない」と喜んでくださったのをはじめ、地元の方々がにこにこして嬉しそうな姿が印象に残りました。
次回は6月19日(土)の開催です。どうぞお楽しみに。
(写真・はるな 文・はやか)