いよいよ善光寺灯明祭りの期間となりました。そして第6回を迎える【もんぜんまち劇場】もいよいよ開幕です。ひがしざわも『郷土玩具 鯛車 制作&練りあるき』で参加しております。鯛車とは、新潟・巻地区の郷土玩具です。江戸末期から昭和の中頃までお盆の夕暮れ時になると、浴衣姿の子供達が鯛車にあかりを灯し巻の町内を引いて歩き回る姿が風物詩でした。善光寺門前は北国街道が通っており、新潟と多くの交流がありました。西宮神社の玉垣を見ると新潟の方のお名前が何人も見出されます。善光寺門前で何で新潟の郷土玩具を?と思われるかもしれませんが、そんなつながりがあるのです。鯛車は青森のねぶたと同じ作り方で、竹ひごで形をつくり和紙を張り、着色をします。制作には24時間もかかり大変ですが、出来上がった際の達成感は大きいし、何よりとても可愛らしいです。2月14日は19時頃から完成した鯛車を引っ張りながら大門町付近の表参道を練り歩きする予定です。見かけたら、是非ご一緒にひっぱりましょう。写真は東京の原宿の表参道で練り歩きした際のものです。ひがしざわ