長野・門前暮らしのすすめ

門前暮らし日記

抱腹絶倒「ながはりさん家の子育て事情」

朝日新聞長野版で連載されていたながはり朱実さんのまんがエッセイ「てさぐり子育てLIFE」が、単行本として発売されました。その名も「ながはりさん家の子育て事情」。わが子はよその子と違うのかもしれないという不安や、次第にふてぶてしくなっていく母性、なかなか芽生えない父性など、「あー、うちも!うちも!」とうなずけるエピソードの連続。次第に成長していく新人ママの姿にわが家のことを重ね合わせたり、呑気な夫の言動に「もうちょっと頑張れ!カモヒコ」と思いながらも、自分の子育てを振り返り「人のこと言えないよなぁ」と、どっと落ち込んだり。どこにでもある家族の日常を、こんなにも笑えるマンガに仕上げるながはりさんのセンスと技量に脱帽です。長野版と言わずに、全国版で連載すれば良かったのに。世の多くの男性にも読んでほしい本です。身につまされること請け合いです。nagahari_anzai.jpg(「ながら子守」をしつつ夫記)以下妻による追記。前回このブログでご紹介した風博士の最新アルバム「home」ですが、ジャケット写真はこんな感じです。jacket_front_large.jpg写っているのは鴨林ファミリー。アルバム中、数々の楽曲でドラムやパーカションとしてゲスト参加している鴨林克彦さんのご家族、そう、カモヒコさんご一家、つまりは、ながはりさんちのみなさんです(回りくどい)。子育て真っ最中の身として、大いに共感しつつ、腹を抱えて読み終えたわけですが、あとがきマンガにある「私はこの本で自分の家族を自慢したかったんです。だってもう大好きすぎるから」というひとことに、また大きくうなずいたのです。私がこのブログを書いている一番の理由って、こういうことだよなあと思ったから。