長野・門前暮らしのすすめ

門前暮らし日記

お経をきく

往生院のお施餓鬼会&大弁財天祭に行ってきました。往生院は中央通りから権堂アーケードに入ってすぐのところにあります。毎年8月27日に行われているのだそう。数年前の8月27日、たまたま朝お参りをしていたら「弁財天の蓮弁」というのを頂いたことがありました。蓮の花びらの形をした和紙で、先にうっすらと色がついているもの。今年もお参りに行ったら、あの蓮弁もらえるのかなァ…そんなことを思いながら、出かけて行きました。到着するとちょうどお経が始まるところでした。集まっていたのは浄土宗の信徒さんと、普段よくお参りにくる近所のみなさん。お経は、往生院のご住職と近隣の浄土宗のお坊さんの6人が一緒に唱えていました。途中からは太鼓も入ります。その太鼓の音、どんどんと速くなっていくのです。それに合わせるようにお経もどんどんスピードアップ!目をつぶって手を合わせて、そのお経を聞いていたらトランス状態というか、身体の芯がキューッと熱くなってきて、正座したまま浮くかと思いました。お腹に響いてくる感じが心地よかった。そういえば誰かが「お経はハーモニー」というようなことを言ってたなァ…うんうん。お経を何だと思っとるのか!と叱られてしまいそうですが、お経を聞くっていいなぁと思いました。さて、弁財天の蓮弁はというと…今は配っていないとのことでした。残念。無理をいって保管してあったものを、見せていただいて来ました。全部で五色あるのだそうです。(はやか記す)