2011 第5回 北信流講座
10月7日(金) 18:30〜19:30
参加人数:2名
西之門町の洋傘職人・北澤良洋さんを講師に、
古くから北信近郊に伝わる盃事「北信流」を学ぶ。
今日の稽古は「養老」を中心に行いました。
少人数でちょっとさみしいかな、とも思いますが
逆に、ひとつひとつの節回しについて
ゆっくりと確認できるチャンスもあります。
一曲を暗記して来られる参加者の方もいて
それぞれのペースで楽しんでおられます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
養老(テキストより引用)
この曲は、勅使が山中に分け入り、親子のものに会って、親孝行の徳によって養老の滝に薬の水が湧き出た、いわれを聞く。この水を飲むと元気が出て来て老を養うので、養老というと答え、老人は水を汲んで勅使に捧げる。やがてこの山を守る山神が現れ、薬の水の奇瑞をたたえて舞いを舞う。この小謡は、長寿の祝宴には欠くことが出来ない。また婚礼にも用いられる。
(あやこ記す)