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今週末に引越しを控え、荷物を増やしている場合ではないのですが、
新たに家具を買いました。〝新たに〟とはいっても中古ですが。
娘のためのイスと机です。

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現在の住まいは2DKのアパート。
一家3人のコンパクトな住まいに娘専用の机を置くスペースなどなく、
彼女はこれまで居間の卓袱台でお絵描きしたり、おもちゃを広げたり。

横沢町の家は4DKと、間取りでいえば現在のほぼ2倍の広さになるので、
念願叶って彼女専用のスペースが設けられるというわけです。

家具を探すにあたって、長野市内の家具屋さんをめぐったり、
FLAT FILEの「家具とアート展」を観に行ったり、
夏至の家具バーゲンに行ったりしたのですが、
なかなか思うような出会いはありませんでした。

結局はYahoo!オークションのアンティーク部門で
子供用のイス(1500円)と文机(8500円)を競り落としました。

イスは幼稚園で使われていたもの、
バインダー付きで折りたたみ可という文机は、昭和初期のものらしく、
奇しくも我が家と同い年くらいです。
試しに居間に置いてみたら、とてもしっくり馴染んでいました。

やっぱり古い家には古い家具がよく似合いますね。

(妻記)

 

(おまけ、つるやの酒饅頭を頬張る娘)

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西の門市に行ってきました。
戦利品は以下のとおり。

とうもろこし1本100円。
朝採れのピーマン4個をおまけしてくれました。

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手作りの髪留め(300円)と印鑑ケース(700円)。
ちゃんと朱肉入れもついてます。

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クイーンセイコーの腕時計(1,000円)。

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竜頭が取れているし、オーバーホールが必要ですが、
古い割にはきれいです。

僕は古いセイコーの時計が好きです。
理由を語りだすと長くなるので、「匠の時代第1巻」(講談社文庫)を読んでみてください。
簡単に言うと、昔スイスで開かれていた時計の精密さを競うコンテストで、
セイコーは努力を重ねて世界ナンバーワンの座を手にするのですが、
スイスメーカーの圧力によって、コンテストの結果がもみ消されてしまうのです。
あれを読むと、スイスの時計など使ってやるもんか!と思います。

そんなわけで、クイーンセイコーは門前の中澤時計総本店に持っていって
オーバーホールしようと思っています。
妻への誕生日プレゼントです。

(夫記)

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今日は駐車場を探しに行きました。
門前の古い家には駐車場がついてない家が多い印象です。
わが家もそうです。
しかし、恐らく空き家を潰して更地にしたであろう
駐車場がそこかしこにあります。
労せずしてわが家から50mほどの場所に確保できました。

横沢町付近の相場は月5,000円~6,000円のようです。

善光寺大門町周辺はもっと高いようですね。

(夫記)

(おまけ。昼食は小菅亭でそばを食べました。娘はそば好きです)
DSC_7562.JPGのサムネール画像

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夫です。

僕は「男はつらいよ」をこよなく愛しています。
あの映画は柴又・帝釈天の門前が舞台です。

門前には、寺があるからこそ醸し出される空気があります。

そこには、昔から黙っていても人が集まってきました。
だから、そこの商人は、生き馬の目を"抜こうとしない"呑気なところがあったと思います。

そこには、信仰心が根付いています。
だから、そこの住人には、無意識下に心の拠り所があったと思います。

門前には、他にはない、のどかな空気が流れていると信じています。
だから、僕は善光寺の門前で暮らしてみたいと思いました。

 

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わが家の二階の窓からの風景です。
すぐそこが善光寺です(左が忠霊殿、右にちらりと見えるのが本殿)。

門前に流れる空気を感じ取るには十分な場所です。

ここで現在一歳半の娘と、年末に生まれてくる第二子を育てていれば、
きっと、善光寺の寅さんやおいちゃんおばちゃんやタコ社長や
博やさくらに出会えるのではないかと、
そう思って、僕は引越しの日を心待ちにしています。

引越しは9月4日です。

(おまけ、家の前ではしゃぐ娘、後ろに見えるのは善光寺忠霊殿です)

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こんにちは、はじめまして。安斎と申します。

このたびご縁あって門前界隈へ引越してくることになりました。
現在は会社員の夫(33)、専業主婦の妻(36)、1歳半の娘という家族構成ですが、
年末にはもうひとり増えて4人家族になる予定です。

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住まいとなる家は、善光寺さんの西側に位置する湯福神社すぐそばにあります。

「門前暮らしのすすめ」スタッフのご尽力あって、
古いながらとても状態のいい物件に出会うことができました。

画像 015.jpgのサムネール画像

外観はこんな感じ。

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2階の様子。古い建具や窓枠、飴色の床や柱がいい雰囲気。

引越しは9月あたまの予定です。

この日記では、ごくフツウのサラリーマン家庭の日常を綴っていきます。

郊外のアパート暮らしに慣れ、
どちらかというと現代生活の快適性を好んできた我ら夫婦が、
これから古い民家でどのように暮らし、どのように町と関わっていくのか、
夫婦それぞれの目線で綴っていけたらと思います。

どうぞよろしく。

(妻記)

安斎家のフツウな門前生活

子連れで門前に引越してきた一家の暮らしぶりを徒然なるままに綴ります。